「ドラえもん」に登場するキャラクター、しずかちゃん。
同作のヒロインにしてのび太の想い人であります。
そんな彼女の家庭環境には、実は謎が多いんです。
今回は、しずかちゃんの知られざる家庭環境が複雑なのか、さらには家族の構成や名前について調査しました。
ぜひ最後までご覧ください。
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目次
しずかちゃんの家庭環境は複雑なのか?
しずかちゃんの本名は、「源しずか」。
端麗な容姿に加えて、成績は優秀、運動神経もよいという人気のヒロインです。
そんな彼女が生まれ育った源家の家庭環境が、複雑であるという都市伝説があるのをご存じですか?
この都市伝説には、実はしっかりとした根拠があるんです。
早速見ていきましょう。
パパが3人以上いる?
しずかちゃんの家庭環境が複雑であるという噂が立つ理由の一つに、登場するパパの姿が変わっているということがあります。
最も有名なのは、この「のび太の結婚前夜」に登場するパパ。
「のび太の結婚前夜」より。
しずかちゃんからお父さんへの贈り物(6/9)。#のび太の結婚前夜#ドラえもん#doraemon#土ラえもん#ド曜日 pic.twitter.com/cMFHEdVO3j— “嘲笑のひよこ” すすき (@susuki_Mk2) January 16, 2021
眼鏡と白髪交じりの髪の毛の、上品な雰囲気がしずかちゃんの父親としてしっくりきますね。
僕も、しずかちゃんのパパといえばこのイメージでした。
しかし!!
これ以外にも、しずかちゃんの「パパ」とされる存在が確認されているのです!
しかも複数人!!
#父の日
しずかちゃんのパパは4人もいる pic.twitter.com/Oas5EiB7US— 時星リウス@妄想自由人 (@TokiBosi20) June 18, 2017
いかがでしょうか?
上の段のパパは、もしかすると「のび太の結婚前夜」に登場したパパの、若い頃という可能性もあるかもしれません。
ですが、下の段の2人のパパは、まるで別人といって良いほど見た目が違いますよね。
ママも見た目が違う
パパほどではないですが、しずかちゃんのママの見た目も、実は微妙に変化しているんです。
あれ?しずかちゃんママも変わった?誰も違和感持ってないしもしかして洗脳系スキル持ちか何かなのかな pic.twitter.com/7LRq0oT92B
— もったむー (@z1000_2013) February 6, 2022
漫画版では、目が小さく、茶髪だったしずかちゃんのママ。
しずかちゃんママ出番が多い #doraemon #tvasahi pic.twitter.com/hZAQ64exl3
— 雪光 (@YukiAnilog) September 12, 2014
しかし、アニメでは目が漫画に比べて大きくなり、髪の毛も黒色になっています。
家庭環境が複雑なのは設定ミス
タネを明かすと、このパパの不自然な入れ替わりは、アニメの作画を担当するアニメーターさんの交代によるものだったようです。
ドラえもんは1979年に放送を開始したご長寿アニメ。
長年放送を続けていることを考えると、このようなことが起こってしまうのも不思議ではないですね。
しずかちゃんの家族構成や名前
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しずかちゃんの本名は、先ほども書いたように「源しずか」です。
漫画版では、のび太など周囲の人々からは「しずちゃん」と呼ばれていることが多いですが、アニメでは「しずかちゃん」で統一されています。
名前の由来は、源平合戦で活躍した武将・源義経と、その恋人であった静御前(しずかごぜん)。
舞の名手であり、義経への一途な愛を貫き通したという静御前の清らかなイメージは、確かにしずかちゃんにピッタリですね。
そんなしずかちゃんが生まれ育った、源家の家庭構成はどうなっているのでしょうか?
詳しくまとめてみたのでご覧ください!
お父さんの名前:義雄
しずかちゃんのお父さんの名前は「源義雄」
しずかちゃんの家って源義経のときから続いてて、源氏に連なる家柄なのか?? pic.twitter.com/oTsR6MmYd3— 夢宮雄(むきゅお) (@claymore_6903) December 13, 2018
何度か姿が変わっているしずかちゃんの父親。
本名は、漫画で描かれた源家の表札から「源義雄」であることが明らかになっています。
読み方は「みなもとよしお」でしょうか。
「義」は、源氏に生まれた男性が代々名前の中につけた「通字」の一つ。
歴史好きであったという藤子・F・不二雄先生のこだわりが感じられますね。
お母さんの名前:設定されていない
さて、お父さんの名前の次は、お母さんの名前も気になるところ。
ですが、残念ながらお母さんの名前は作中では明らかにされていません。
ただ、主要キャラクター(のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫)の両親の中で、作中で下の名前が明らかになっているのは、実はのび太の両親としずかちゃんの父親だけなんです。
ですから、名前が明らかになっているしずかちゃんの父親は、レアケースであるともいえるかもしれませんね。
犬の名前:ペロ
「ドラえもん」3巻の最後の話は、しずかちゃんの愛犬ペロが死んだところから始まる。のび太とドラえもんが、過去に戻って特効薬を飲ませてペロは助かる。やっぱり犬の優しい顔つきが人の心に深い心情を与えてくるんだな…と、藤子先生の描いたペロの表情で思った。 pic.twitter.com/Tf2KLVIvCF
— デンスケ (@kokodokoboy) October 9, 2017
単行本第3巻「ペロ!生きかえって」では、しずかちゃんの幼少期から源家で飼育されていた犬「ペロ」が登場しています。
話の冒頭でペロは亡くなってしまいますが、タイムマシンで時間をさかのぼったドラえもんが、「どんな病気にでもきく」という薬を与えたことで、見事に復活。
その後のエピソードにも、何度か登場しています。
鳥・カナリアの名前:ピー子
しずかちゃんちのカナリヤ逃げすぎじゃないか…(大全集13巻P114,P137) pic.twitter.com/wGqNv09rY6
— パン喰い (@omoipan) September 12, 2016
しずかちゃんのペットといえば、カナリアというイメージを持つ方も多いのではないのでしょうか。
名前は「ピー子」といいます。
しょっちゅう脱走し、のび太やドラえもんが捜索することもしばしば。
他にも、単行本第6巻「台風のフー子」では文鳥を、エピソードによってはジュウシマツやインコを飼っている描写もあるようです。
まとめ
・しずかちゃんのパパの姿は何度か変わっている
・しずかちゃんのママの見た目も変わっている
・しずかちゃんの本名は源しずか
・パパの名前は源義雄
・ママの名前は明らかになっていない
・飼い犬の名前はペロ
・カナリアの名前はピー子
ドラえもんでは、連載やアニメ放映が長期に渡っていたので、キャラクターの設定やデザインが変わっていることが結構あります。
こうした細かな差異からは、時代背景や読者層の変化を読み取れたりして、なかなか面白いですよ。
記事は以上になります。
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最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!