「黒執事」にはファントムハイブ家の有能な執事となって契約者シエルの復讐を手助けする悪魔セバスチャン・ミカエリスが登場します。
2024年4月にはアニメ「黒執事 -寄宿学校編-」が始まるので、おさらいをしている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は「黒執事/セバスチャンは何の悪魔で正体は？何者・過去についても」というタイトルで書いていきたいと思います。
最後までお付き合いよろしくお願いいたします。
黒執事/セバスチャンは何の悪魔で正体は？
見たこと無かった黒執事やってる！！セバスチャンかっこいい( ・∇・)
このサーカス編って葬儀屋出るのかな？？好きだから気になる！ pic.twitter.com/Pc4SFXXPC9— つー@ (@tu_88sb) October 21, 2023
セバスチャン・ミカエリスはシエル・ファントムハイブと契約した悪魔で、表向きは有能な執事です。
シエルは屋敷が火事になり両親を亡くした挙句、謎の黒魔術団の生贄にされそうになって召喚したのがセバスチャンでした。
そこでセバスチャンは何の悪魔で正体は？について調べてみました。
真の姿になる時は黒い羽が姿を隠すように舞い上がる
セバスチャンが真の姿になる時は黒い羽が姿を隠すように舞い上がります。
普段は人間の姿をしていて、事件が起きてもなかなか本当の姿は見せませんでした。
真の姿を見せるのはアニメ第1期の最終話で天使と戦う事になった時で、セバスチャンの本気度が伺えるシーンです。
シエルに目を閉じさせて自身の真の姿は見せず、黒い羽が姿を隠すように舞い上がったので全身は分からないままとなっています。
黒い羽が舞い上がるため鴉の悪魔の可能性がある
セバスチャンは黒い羽が舞い上がるため鴉の悪魔の可能性があります。
アニメでは舞い上がった黒い羽の他にハイヒールのような足が描かれているのですが、それが”鴉の悪魔”ではないかという意見があるようです。
鴉は夜の象徴という説や悪魔とセットで描かれる事も多いので、可能性はゼロではないかもしれません。
考察①ソロモンの72柱・序列24番の黒鴉ナベルスがモデル
考察①はソロモンの72柱・序列24番の黒鴉ナベルスがモデルという説です。
ソロモン72柱とは、旧約聖書に出てくる古代イスラエルの王ソロモンが使役する72の悪魔を指します。
セバスチャンのモデルと考察されている悪魔①はソロモンの72柱の序列24番・黒鴉ナベルスです。
別名をケルベロスと言い、セバスチャンがケルベロスという名前の犬を飼っている設定というのも理由の1つです。
黒鴉ナベルスはあらゆる自然科学や人文科学を教える事ができるのですが、特に修辞学はずば抜けており失われた名誉や威厳を回復する力があります。
ファントムハイヴ家の後継者として名誉を取り戻したいと願ったシエルと契約をして仕えている点も似ていると思われます。
考察②ソロモン72柱・序列40番のラウムがモデル
考察②はソロモン72柱・序列40番のラウムがモデルという説です。
ソロモン72柱のラウムも鴉の悪魔で序列40番の地獄の大いなる伯爵と言われ、人間に変身したいと望めば人間になれます。
セバスチャンがシエルと悪魔の契約をする場面で”ファントムハイヴ伯爵家を継ぐ”」と言います。
それを聞いたセバスチャンが”では私も伯爵にお仕えするのに相応しい姿に・・・”と言い黒執事が誕生しました。
その為、ラウムもモデルの候補になっています。
考察③ソロモン72柱・序列68番目のベリアルがモデル
考察③はソロモン72柱・序列68番目のベリアルがモデルという説です。
ベリアルは作られた姿は天使のように美しく人間を簡単に信用させる反面、心は醜悪で情け容赦のない一面があります。
そして相手が気付かないように悪の道に導く、真実のみを言えと命令しないと嘘ばかり答える、自分に従順な者のピンチは必ず救うなどが挙げられます。
一番しっくりくるのは、召喚した者(契約者)との主従関係を逆転するようにしていくので召喚する者は注意が必要という点です。
従順にシエルに付き従っているように見せていますが”主従関係が逆転してない？”と思わせる描写が見受けられます。
セバスチャンは誰で何者？
車の中で友達とDVD見ようと思って黒執事買ってきた！🙈💕
セバシエたまらんっ😭😭😭😭
シエルの可愛さにやられ黒執事熱が再熱したから漫画も全巻揃えようかなと。アニメ見てハマったからなぁ。黒執事今何巻まで出てるんだろう🤔漫画を読み漁りたい(>_<) pic.twitter.com/Yu5At0SbwP— 桔梗 水城(みずき) 新規予定🙅🏻 (@21Tjma) August 10, 2019
「黒執事」のセバスチャン・ミカエリスは実在のモデルになった人物がいます。
17世紀のフランスの宗教家でエクソシストとしても有名で、天使の階級を9つに分類した”悪魔の階級”を発表した人です。
ここではセバスチャンは誰で何者？なのかについて紹介していきます。
召喚された悪魔
セバスチャンはシエルに召喚された悪魔です。
謎の黒魔術団が悪魔を召喚したものの、セバスチャンは自分を召喚したのはシエルだと言いシエルは否定しました。
その理由は後述しますが、シエルは葛藤した末にセバスチャンと契約する事を決めたのでした。
ファントムハイヴ家・主シエルに仕える万能執事
セバスチャンはファントムハイヴ家・主シエルに仕える万能執事です。
教養、品位、料理、武術、容姿など完璧にこなす執事で、物腰が柔らかく謙虚で丁寧な言葉遣いで他者に接します。
他の使用人が粗相をしても完璧なフォローをしてみせた時は、マダムレッドも絶賛していたほどです。
しかしその使用人もセバスチャンが実は傭兵としてスカウトした人材で、そういった面でも優秀な執事だと分かります。
左手の甲にペンタグラム(逆五芒星)がある
セバスチャンは左手の甲にペンタグラム(逆五芒星)があります。
このペンタグラム(逆五芒星)は”悪魔の象徴”と言うのが一般的です。
シエルの右目にも同じペンタグラム(逆五芒星)があり、普段は人に見られないように眼帯をしています。
このペンタグラム(逆五芒星)は契約書であり、セバスチャンがシエルを見失わないように(逃げられないように)するものでもあります。
セバスチャン・ミカエリスの過去について
黒執事27巻😈
なんて残酷な世界…従順なセバスしか見たことなかったから今回のセバスは雰囲気がガラッと変わってびっくり🤭 pic.twitter.com/9schn8ESTr— あさ (@2moi4) August 5, 2018
セバスチャンには謎が多く、シエルも使用人たちにセバスチャンの秘密を探ろうとしますがポンコツばかりで失敗しています。
そもそもセバスチャンという名前も以前ファントムハイブ家で飼われていた犬の名前です。
そこでセバスチャン・ミカエリスの過去についても調べてみました。
大量の魂を刈り取っていた
セバスチャンは大量の魂を刈り取っていました。
セバスチャンが”坊ちゃんのようにもがき苦しんでいる魂はこの上ないほど美味だろう”と言いながらも”魂を食い散らかすような真似は止めた”と語るシーンがあります。
シエルと契約する前は魂のレベルを気にするより、低レベルでも空腹を満たせればいい、という質より量的な魂の刈り取り方をしていたようです。
自ら闇に染まり堕ちてゆく魂を育てる美食家になった
セバスチャンは自ら闇に染まり堕ちてゆく魂を育てる美食家になったと考えられます。
先ほど”質より量”という感覚で魂を刈り取っていたと紹介しましたが、それをやめようと思ったきっかけがどこかであったようです。
むやみやたらに刈り取るより、自ら闇に染まり堕ちてゆく魂を育てて刈り取った方が高いレベルの魂を味わえると気付いたのではないでしょうか。
シエル兄の魂を渡り賃としてもらった
セバスチャンはシエル兄の魂を渡り賃としてもらっています。
セバスチャンが黒魔術で召喚された際に、大勢いた人間の中からシエルを契約者だと言いました。
当然自分ではないとシエルは否定します。
しかしセバスチャンは”貴方が悪魔(私)を召喚する為に支払った代償は貴方の兄の魂、肉親を生贄に捧げるなど、この私を呼び寄せられたのも納得がいく”と言いました。
兄の魂を捧げたのはシエルではないものの、もう兄の魂を渡り賃として支払ってしまった事は認めざるを得ないシエル。
さんざん悩むシエルでしたが、家族を殺された復讐のためにセバスチャンと契約する事を決めました。
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まとめ
小学生の頃、黒執事のせいで
ロンドン橋の歌が、とてつもなく怖く感じてたwwあと、1期の仮面だらけの部屋が、小学生の頃トラウマだったwwww pic.twitter.com/fMUiwFUtn9
— 。 (@ryokasuke_1112) June 3, 2021
・真の姿になる時は黒い羽が姿を隠すように舞い上がる。
・黒い羽が舞い上がるため鴉の悪魔の可能性がある。
・考察①ソロモンの72柱・序列24番の黒鴉ナベルスがモデル。
・考察②ソロモン72柱・序列40番のラウムがモデル。
・考察③ソロモン72柱・序列68番目のベリアルがモデル。
・召喚された悪魔。
・ファントムハイヴ家・主シエルに仕える万能執事。
・左手の甲にペンタグラム(逆五芒星)がある。
・大量の魂を刈り取っていた。
・自ら闇に染まり堕ちてゆく魂を育てる美食家になった。
・シエル兄の魂を渡り賃としてもらった。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!