『逃げ上手の若君』に登場する吹雪は物語当初、出自などが明かされる事がない謎の多いキャラでした。
ところが原作10巻で正体が明らかになり、その意外な正体に読者は驚かされた上に吹雪は足利に寝返っています。
そこで今回は「逃げ上手の若君/吹雪は最後に死亡？再登場やその後どうなった・生きてるか解説」というタイトルで書いていきたいと思います。
最後までお付き合いよろしくお願いいたします。
目次
逃げ上手の若君/吹雪は最後に死亡？
【第11位】時行&吹雪vs将監
因縁の相手、瘴奸改め将監さんとの再戦。改心して女の子と言葉を交わす様子を描いた後のあの苦味に溢れる最期は心に沁み渡った…！決して許されることのない罪人に相応しい逝き方だったと思います。吹雪に全信頼を預けた若の戦法もお見事でした。#JBB2022 pic.twitter.com/VMPz3y0IQ2— コウ🏠🥦💨 (@s_g_hrak) December 31, 2022
『逃げ上手の若君』は戦が多かった南北朝時代が舞台だった為、数多くのキャラクターが命を落としています。
敵味方関係なく命を落とすので、吹雪はどうなのか気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで吹雪は最後に死亡するのか調べてみました。
足利方に寝返り裏切った
吹雪は足利方に寝返り裏切っています。
原作106話”父子1335″で尊氏の後光を受けて高師冬(こうのもろふゆ)となる様子が描かれたシーンです。
吹雪が寝返ったきっかけは足利尊氏暗殺計画で、時行はたまたま楠木邸を尊氏が訪れる日を知った事でした。
結局尊氏の方が何枚も上手で相手にならず、時行たちの尊氏暗殺計画は失敗に終わります。
その際に吹雪は尊氏の後光を受けて洗脳され、足利方に寝返り裏切ったのでした。
史実では観応の擾乱で劣勢に立たされ自害
史実では観応の擾乱で劣勢に立たされ自害しています。
“関東執事となり関東の南朝方を鎮圧するという功績を挙げたものの観応の擾乱で劣勢に立たされ自害した”とあります。
“上杉憲将や諏訪直頼の軍勢に包囲されてしまい翌年1月17日、逃げ切れないと悟って同地で自害”という最期を遂げたのでした。
作中でも最期に自害して死ぬ可能性が高い
吹雪は作中でも最期に自害して死ぬ可能性が高いと言われています。
『逃げ上手の若君』は史実を元にしてはいるものの、キャラクターには漫画独自の視点で描かれている場面もあります。
今のところ自害する事が分かっているのは諏訪頼重のみで、これはかなり重要なポイントではないかと考察する読者もいるようです。
しかし『逃げ上手の若君』が史実とほぼ同じような展開になるのであれば、吹雪は最期に自害して死ぬと思われます。
逃げ若/吹雪は再登場する？その後どうなった・生きてるか解説
今週の『逃げ上手の若君』
第106話「父子1335」名前読めないのは理解不能の鬼って事か、そして雪吹くんの高師冬ルート。
関東で上杉と政争して負けた(暗殺)イメージしかないが、諏訪の孫殿も居たので正気取り戻すのその辺かしら？
なお高師春、高師夏、高師秋、高師冬の春夏秋冬は全員実在する。 pic.twitter.com/fCdHPSvnYs
— Day (@Daybreak_again) April 18, 2023
家柄を失った後で時行たちと出会い、信頼を失いたくないと考えて足利の郎党だった事を言えずにいました。
しかし隠し通せるはずもなく、自身の過去と素性を話しそれでもなお信じてくれた時行に改めて忠誠を誓っています。
そんな吹雪は再登場する？その後どうなった・生きてるか解説していきます。
吹雪が高師冬として再登場
吹雪が高師冬として再登場します。
吹雪は木製の仮面をつけた状態で、尊氏の重臣である高師直の猶子に成りすます事になりました。
高師冬が初陣で死んでも全く動じなかった高師直が、尊氏の神通力に洗脳され彷徨っていた吹雪を見つけて高師冬を名乗らせたからです。
読者からは再登場は嬉しいものの”吹雪”ではなかったのは残念だという声がかなり挙がっていました。
北条時行を襲った
吹雪は北条時行を襲っています。
高師冬となった吹雪を見た雫は”もう元には戻れない”と感じているのが印象的です。
さらに尊氏に洗脳されているとはいえ、あれだけ支えたいと思っていた時行を襲うという悲しい展開になってしまいました。
木製の仮面が外れた吹雪の顔を見て泣いた雫の姿が切ないです。
足利尊氏の洗脳が解ける可能は低い
吹雪がかけられた足利尊氏の洗脳が解ける可能は低いと考えられます。
尊氏は端整な顔立ちというだけでなく全てにおいて完璧で、その魅了の力は人の心を捕らえて離しません。
武芸でも策略でも抜きんでた才があった吹雪の離脱は、時行たちにとって相当な痛手だと思われます。
高師冬になってしまった吹雪が時行たちの想いで尊氏の洗脳が解ける、といった展開を期待したいところです。
最終回・最期は生存・生きてる可能性は低いと考察
吹雪は最終回・最期は生存・生きてる可能性は低いと考察されています。
高師冬になって洗脳が解ける可能性が低い事、史実と同じストーリー展開なら高師冬として死んでいくのではないかと思われます。
吹雪にはもう会えないのかと残念がる声も多く、時行と高師冬が敵対するのも読んでいて辛いという意見もありました。
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まとめ
でも、ネットの考察で一番唸ったのはなんのかんので吹雪くん＝足利直冬説。
吹雪くんが足利直冬だったら確かに色々と高い身体能力と技術を持ち高貴さを持ちつつ、主なしで放浪してて――がなんか上手く説明できそうな感じなので足利直冬説を唱えた人の鋭さに感服する。 pic.twitter.com/aXjZoq5gnR— 哲学 (@Tetsugaku) June 28, 2021
・足利方に寝返り裏切った。
・史実では観応の擾乱で劣勢に立たされ自害。
・作中でも最期に自害して死ぬ可能性が高い。
・吹雪が高師冬として再登場。
・北条時行を襲った。
・足利尊氏の洗脳が解ける可能は低い。
最後までお付き合いありがとうございました!