吹雪は『逃げ上手の若君』3巻で初登場を果たし、年齢は10代半ばで整った顔立ちの二刀流のキャラです。
一人称は”自分”で時行を”我が君”と呼ぶのですが吹雪は作中で、裏切る、寝返るなど不穏な噂があります。
そこで今回は「逃げ上手の若君/吹雪の正体は直冬?過去や裏切り・寝返りについても」というタイトルで書いていきたいと思います。
最後までお付き合いよろしくお願いいたします。
目次
逃げ上手の若君/吹雪の正体は直冬?
『逃げ上手の若君』さあ真名当てタイムだ!
まず小僧は足利義詮かな。齢4歳の割にデカイから直冬の可能性もあるが、僕は直冬=吹雪と思っているので……右端サーフボードマスクマンは家紋からして渋川義季でほぼ確定。何故サーフボード?何故マスク?#逃げ上手の若君#逃げ若 pic.twitter.com/FBx8Mq5zUb
— 平野レミゼラブル@キネマ荘 (@28kawashima) September 17, 2021
吹雪の実力は誰もが認めるほどで、狐次郎と亜矢子が2人で攻撃を仕掛けても全く相手になりません。
敵兵の攻撃を三回も全滅させたというのも納得の強さです。
そんな吹雪の正体は直冬なのか調べてみました。
吹雪=足利直冬と一部読者の間で騒がれた
吹雪=足利直冬と一部読者の間で騒がれています。
・出自が一切明かされていないから
・身体能力があって高貴さを感じさせるから
・一見人格者に思えるけど人間味を感じさせないから
・足利直冬説は若干年齢が合わないから
・足利尊氏が若い頃に出自の不明な女性に産ませて認知しなかった子
などの意見が出ていました。
直冬ではなく高師冬となる
吹雪は直冬ではなく高師冬(こうのもろふゆ)となります。
吹雪は直冬ではなく高師となった事がコミック10巻で明らかになりました。
高師直(こうのもろなお)が相続権がない養子(猶子)にした従兄弟の師冬が不慮の死を遂げた際に、戦場で拾った遠縁にあたる少年を師冬の替え玉にしています。
その替え玉が吹雪だと分かり、吹雪=足利直冬は収まりました。
逃げ若/吹雪の過去について
今さらなんですけど、今週号の逃げ若、吹雪くんの過去?をほのめかす感じがあったので、とても気になる…足利学校で何かあった?足利一族に何か繋がりがあるの??これからの展開によって、若に自分のことを話すこととかあるのかな… pic.twitter.com/ETIzHemacO
— 🐯けもも👒 (@kemomose) November 11, 2022
吹雪は剣のみならず兵法や教育にも優れていて、中山荘の孤児達に生き延びる術を教えて敵を返り討ちにしています。
時行はその教え上手なところが気に入り、吹雪は時行の逃げ上手を生かした剣術を教える事にしました。
ここでは吹雪の過去について解説していきます。
足利方の下級武士の出
吹雪は足利方の下級武士の出です。
逃若党の中で尊氏の素顔を知っているのは別の場所に潜伏していた時行のみだったのですが、吹雪だけが尊氏を言い当てたシーンがあります。
そして時行に「我が君申し訳ございません、自分はもともと足利方の下級武士の出です」と告白します。
ひたすら隠し続けていた吹雪ですが、ここでやっと自身の正体を明かす事となりました。
足利学校の出身
吹雪は足利学校の出身です。
南北朝のラスボスとの描写から足利直冬ではないかと言われていた吹雪が下級武士の出で、足利学校で養成教育を受けていた事が分かりました。
この事実が判明しても時行は”どこの誰だろうと関係ない”と言い、吹雪への絶対的信頼を見せつけています。
昼は足利学校に通い夜は父から休まず鍛錬
吹雪は昼は足利学校に通い夜は父から休まず鍛錬させられていました。
吹雪の父は自身が出世する為に吹雪に英才教育を施して、優秀な人材に育てたいと考えるような人物です。
しかしそれは明らかに虐待としか思えないと言われるほど過酷な鍛錬でした。
今も吹雪の身体に残る傷跡が父からの虐待によるものだと物語っています。
父親を殺し家柄を失った
吹雪は父親を殺し家柄を失っています。
吹雪を鍛錬するという父親の行動が息子を鍛えるというよりは、自分の思うがままにしたいだけだった事が殺意を抱かせたようです。
その結果、吹雪は父親を殺し家柄を失う結果となりました。
当時の下級武士の家では吹雪の父親ほどではないにしても、自分達の出世欲を満たす為に息子に英才教育を強いる毒親は多かったと言われています。
それを踏まえても吹雪の父親はやり過ぎた為、息子に殺害されるという末路を辿る事になりました。
吹雪が裏切り?寝返りについても
でも、ネットの考察で一番唸ったのはなんのかんので吹雪くん=足利直冬説。
吹雪くんが足利直冬だったら確かに色々と高い身体能力と技術を持ち高貴さを持ちつつ、主なしで放浪してて――がなんか上手く説明できそうな感じなので足利直冬説を唱えた人の鋭さに感服する。 pic.twitter.com/aXjZoq5gnR— 哲学 (@Tetsugaku) June 28, 2021
吹雪は時行に気に入られ、順風満帆のように見えました。
しかし吹雪が武道だけではなく兵法にも優れていたのは、壮絶な過去があったからだと判明します。
そこで吹雪が裏切り?寝返りについても調べてみました。
尊氏の暗殺に失敗した
吹雪は尊氏の暗殺に失敗しています。
逃若党による足利尊氏の暗殺計画は建武政権の要である尊氏を暗殺するという計画で、成功すれば建武政権の崩壊は明白です。
そこで吹雪たち男性陣だけで尊氏暗殺に挑むと決めます。
しかし尊氏は鋭い勘で逃若党の暗殺の為の工作や、隠れている時行の位置まで当ててしまいます。
さらに吹雪は刀で斬りこむものの小指一本で止められてしまい、暗殺は失敗に終わりました。
高師直に見いだされる
吹雪は高師直に見いだされています。
足利軍と鎌倉幕府の残党軍が睨みあうのですが、尊氏の圧倒的な神通力にあてられた上に洗脳され徘徊するほどになっていた吹雪。
その姿を見た高師直は足利学校の中でも飛び抜けて優秀だった吹雪の事を覚えており、足利の為に吹雪を”高師冬”として利用する事を決めました。
高師冬の仮面を渡され受け入れた
吹雪は高師冬の仮面を渡され受け入れています。
高師直は”今からお前が高師冬になれ”と仮面を渡し吹雪はそれを受け入れます。
猶子(養子)にした高師冬が初陣で戦死してしまい、どうしたものかと悩んでいたところに吹雪を見つけたという事のようです。
吹雪が優秀じゃなかったらこの展開はなかったかもしれません。
足利に寝返った
吹雪は足利に寝返りました。
吹雪は作中で”寒さ=耐え難い餓え”を感じていて、それを払拭する為に食べ物に趣着していると考えられています。
そんな吹雪は自身の才能を発揮できる場所を見つけて時行を支え、時行の”天下を奪還したい”という願いを叶えればそれで満足できるはずでした。
しかし時行では満足できなかったのか、足利に寝返ってしまいます。
不思議な事に”未来視”を持っている諏訪頼重がこの吹雪の裏切りを見抜けませんでした。
足利尊氏の洗脳が解ける可能性は低い
吹雪は足利尊氏の洗脳が解ける可能性は低いと考えられています。
高師冬を名乗っている吹雪は、完全に尊氏の洗脳状態から解けていない事が伺えます。
さらに作中に高師冬という名前が出てきた為、吹雪がオリジナルのキャラではなく実在した武将をモデルにしている事も判明しました。
高師冬となった吹雪が今後北畠顕家の元に戻る事はない事と、死の記録もある為このまま時行の元にも戻らない事も読めてきます。
これらの事から吹雪は尊氏の洗脳が解ける可能性は低いと考えられてしまうのです。
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まとめ
実際、京都編入ってからますます「吹雪=足利直冬説」は固くなってきているように思うんですよ。征蟻党の腐乱だけでなく玄蕃ですら何かまだ隠し持っていることに言及するし、やたら尊氏暗殺に拘りだすし……#逃げ上手の若君 #逃げ若 pic.twitter.com/l2yi8gRLWy
— 平野レミゼラブル@キネマ荘 (@28kawashima) April 4, 2022
・吹雪=足利直冬と一部読者の間で騒がれた。
・直冬ではなく高師冬となる。
・足利方の下級武士の出。
・足利学校の出身。
・昼は足利学校に通い夜は父から休まず鍛錬。
・父親を殺し家柄を失った。
・尊氏の暗殺に失敗した。
・高師直に見いだされる。
・高師冬の仮面を渡され受け入れた。
・足利に寝返った。
・足利尊氏の洗脳が解ける可能性は低い。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!