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ゴールデンカムイ/鶴見中尉の本当の目的は?狙いや何がしたかったか解説

ゴールデンカムイは野田サトル原作の金塊争奪戦を描いたサバイバル漫画で、2023年4月にはアニメ化も決まっています。

少々過激なシーンもあるので、アニメ化でどこまで描写するのかと楽しみにしているファンは多いのではないでしょうか。

今回は「ゴールデンカムイ/鶴見中尉の本当の目的は?狙いや何がしたかったか解説」というタイトルで書いていきたいと思います。

最後までお付き合いよろしくお願いいたします。

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ゴールデンカムイ/鶴見中尉の本当の目的は?

鶴見中尉は”口では最愛を語るが人は使い捨てる”と揶揄される事もあり、その為なら後悔や罪悪感を感じる事もない人とも言われています。

ネットでは鶴見中尉の目的について様々な考察がされており、鶴見中尉を知る為に何度もコミックを読み返す人もいるほどです。

そんな鶴見中尉の本当の目的は何なのでしょうか。

鶴見中尉の目的は部下や遺族に報いる事

鶴見中尉の目的は部下や遺族に報いる事だと言われています。

鶴見中尉は日本軍第七師団に所属する陸軍中尉を務め、日露戦争においては情報将校にも関わらず最前線に駆り出され大きな軍功を挙げた英雄です。

ところが第七師団は日露戦争で多大な犠牲者を出した事が軍内部で批判されてしまい冷遇される事態に陥ります。

犠牲を出したとはいえ、そもそも最前線に出る立場ではなかったうえに結果を出した自分を冷遇する軍に対して、思うところがあったのかもしれません。

北海道に軍事政権を作ろうとしていた

鶴見中尉は北海道に軍事政権を作ろうとしていたとも言われています。

夕張の石炭や倶知安(くっちゃ)の鉄鉱石など北海道には、武器製造に必要な天然資源が豊富にあります。

それらの天然資源を使って北海道に武器製造工場を作り、武器を売る事で北海道民に安定した仕事を、と考えていたとされています。

そして北海道の経済を安定させて海道に軍事政権を作ろうとしていたようです。

自小隊を率いてクーデターを計画していた

鶴見中尉は自小隊を率いてクーデターを計画していました。

クーデターを計画しその軍資金とし金塊争奪戦に参入したと言われていますが、これは建前ではないかとされています。

ここまできても鶴見中尉が金塊を狙う目的が分からないので、より一層鶴見中尉の目的が謎に包まれたままとなっていきます。

日露戦争で戦果が認められなかった

鶴見中尉は日露戦争で戦果が認められなかったのが発端ではないかと言われています。

コミックス2巻16話で鶴見中尉が杉元に仲間にならないかと勧誘するのですが、”戦争中は英雄扱いだったが故郷へ戻っても良い生活はできず、失った物の方が多いのではないか”と問いかけています。

この言葉からも分かるように、日露戦争に勝ったにも関わらずアメリカの仲介のおかげでロシアから賠償金を得る事ができなかった事にも思うところがあったようです。

戦争で命がけで戦ったのに政府から冷遇された、と考えたという事でしょう。

亡くなった部下の復讐のためにクーデターを起こす

鶴見中尉は亡くなった部下の復讐のためにクーデターを起こしたのでしょうか。

鶴見中尉は亡くなった戦友たちを「「満州の地が日本の物である限り彼らの遺骨は日本に眠っているのだ」と語っています。

とんでもない鶴見中尉の計画や、人を人とも思わない残酷な行動も”全ては死んでいった仲間のため”さらに”今も報われないまま生きている部下のため”なのかもしれません。

ただ、鶴見中尉にはどこか、それだけじゃないだろうと思わせるものがある気がしてなりません。

権利書を持って旅順に渡り関東都督府陸軍部守備隊(関東軍)に潜り込む

鶴見中尉は権利書を持って旅順に渡り関東都督府陸軍部守備隊(関東軍)に潜り込むという計画がありました。

軍事政権や武器の製造販売などの計画が悉く潰され当初の計画が破綻してしまったところに、土地の権利書が発見されたのです。

鶴見中尉にとっては金塊よりも土地の権利書を手に入れる方が得策と考えたのかもしれません。

権利書をネタに中央を揺さぶろうと画策していた

鶴見中尉は権利書をネタに中央を揺さぶろうと画策していたと思われます。

永倉新八が鶴見中尉に”金塊はなかったが北海道の土地の権利書があった”と話すと鶴見中尉が顔色を変えているシーンがあります。

杉元たちは北海道の土地の権利書はアシリパが持つべきだと考えていましたが、鶴見中尉は権利書を盾に中央政府との交渉を有利に進めたいと考え、絶対に手に入れようと考えたのです。

復讐は死んだ妻や子供の家族の為の可能性がある

鶴見中尉は復讐は死んだ妻や子供の家族の為の可能性があるとも言われています。

ですが、それだとクーデターを起こすなど大それた事をする理由としては弱いのではないかという意見もあります。

ただ、鶴見中尉がスパイをしていた事で家族を亡くしたという事はショックだったと思われ、全てではないものの死んだ妻や子供の為、という理由も含まれているのではないでしょうか。

金カム/鶴見篤四郎の狙いや金塊で何がしたかったか解説

鶴見篤四郎は情報将校で情報取集や分析能力に長けており、自分が決めた事は誰が何と言おうが突き進むタイプです。

若手を特に大切にしているように見え、鶴見の考える未来を共に作りその先を引き継ぐ者たちを育てているとも言われています。

自身のカリスマ性を存分に使う事で、固い忠誠心を持った最強の部隊を従えようとしているのではないでしょうか。

そんな鶴見篤四郎の狙いや金塊で何がしたかったか解説していきます。

クーデターの為に金塊を手に入れようとしていた

鶴見篤四郎はクーデターの為に金塊を手に入れようとしていました。

鶴見が杉元にクーデターの内容を語っているのですが、それを成功させるには相当な資金が必要です

その為に鶴見は金塊争奪戦に参加し、どんな手を使ってでも金塊を手に入れようとしました。

最新式の武器をアメリカから買う

鶴見篤四郎は最新式の武器をアメリカから買う事も計画していました。

恐らく鶴見はアメリカの最新式なら性能は良いと考えたものの、値段もかなりの物になると分かっていたと考えられます。

その為にはどんな手を使ってでも金塊を手に入れなければならなかったのだと思われます。

第七師団を乗っ取る事

鶴見篤四郎の目的は第七師団を乗っ取る事です。

鶴見は日露戦争で無謀な作戦を立てた上層部対して不信感を募らせながらも、命令に逆らえなかったと語っています。

無駄な作戦だったとすら考えており、多大な犠牲者を出してしまった作戦を立案した上層部を批判し、乗っ取る事を考えたようです。

本州へ天然資源を送る港町を制圧

鶴見篤四郎は本州へ天然資源を送る港町を制圧する事も考えていました。

本州に送る天然資源の通り道とされる主要な港町を制圧する事で、北海道を手に入れようというすごい計画でした。

鶴見はアイヌの金塊を軍資金にして北海道を奪う事ができると本気で考えたのでしょうか。

満州をも狙っている可能性がある

鶴見篤四郎は満州をも狙っている可能性があります。

鶴見は死んでしまった戦友たちを忘れていないような発言をしており、さらに政府への不満も一生忘れないと考えられます。

他者から見れば無謀としか見えない鶴見の計画も狂人のような言動も、死者の為と言えば聞こえはいいのですが、それだけではないような気もします。

まとめ

鶴見中尉の目的は部下や遺族に報いる事。

北海道に軍事政権を作ろうとしていた。

自小隊を率いてクーデターを計画していた。

日露戦争で戦果が認められなかった。

亡くなった部下の復讐のためにクーデターを起こす。

権利書を持って旅順に渡り関東都督府陸軍部守備隊(関東軍)に潜り込む。

権利書をネタに中央を揺さぶろうと画策していた。

復讐は死んだ妻や子供の家族の為の可能性がある。

クーデターの為に金塊を手に入れようとしていた。

最新式の武器をアメリカから買う。

第七師団を乗っ取る事。

本州へ天然資源を送る港町を制圧。

満州をも狙っている可能性がある。

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