バックトゥザフューチャー3で落ちた機関車の撮影は本物でなくミニチュアの模型？モデルについても

1985年にアメリカで公開され大ヒットした名作映画のバックトゥザフューチャー。

パート3のラストシーンでデロリアンを時速140キロで走らせる為に機関車で押していました。

クライマックスでは機関車が渓谷に突っ込んで爆発して大破しますよね。

実はこの機関車が本物ではなく模型で、撮影はミニチュアを使用していたそうですよ。

この記事ではバックトゥザフューチャーパート3で壊れてしまった機関車について深掘りをしていきます！

さっそく見ていきましょう。

1 バックトゥザフューチャー3で落ちた機関車の撮影は本物でなくミニチュアの模型？
2 実際に使用された機関車のモデルはSierra No.3
3 機関車のタイムマシンはアメリカのユニバーサルで展示している
4 まとめ

バックトゥザフューチャー3で落ちた機関車の撮影は本物でなくミニチュアの模型？

デロリアンを1985年へタイムスリップさせる為に機関車を利用し、最終的には谷に突っ込んで爆発して壊れてしまいました。

この時の機関車が凄くリアルで本物を使用したのではないかと思うほど。

実際に機関車ファンの方から『貴重な汽車を雑に扱った』等というクレームが来たそうですよ。

模型を使って撮影

しかし、撮影では本物の機関車ではなく模型を使用して撮影されました！

バック・トゥ・ザ・フューチャーの撮影風景だって。あれ模型だったんか！そりゃそうか！www pic.twitter.com/oij16Cu37d

— たっぽー⊿/DJ Tapponics (@tapponics) March 26, 2013

当時はCG技術も今ほど発展していなかったのでこういった撮影方法が利用されていたそうですよ。

CG技術が発展していないからこそ、ここまでリアリティのある作品になったのではないでしょうか。

撮影はCGではなくミニチュアだった

機関車が谷に落下するシーン以外にも模型のミニチュアが使用されています。

【映画メイキング】
バック・トゥ・ザ・フューチャー：パート3のラストシーン、蒸気機関車に押されてタイムスリップを起こそうとしている最中の撮影風景。ほぼCGが無くてミニチュア撮影メインの時代のメイキング風景はわくわくしますね♫ pic.twitter.com/UZRVPTXvBc

— 情景師アラーキー/荒木さとし (@arakichi1969) August 22, 2014

デロリアンがタイムスリップをする直前のシーンになります。

ミニチュアと言えど、なかなかの大きさですね。

テーマパーク等にある乗り物と同じくらいの大きさなのではないでしょうか。

ミニチュア以外も使い分けている

ミニチュア以外でも様々な方法で撮影がされました。

実際に路線を走っているシーンは本物の機関車の映像を。

爆発してドクがしがみついているシーンはセットでと使い分けて撮影をされました。

今ほどCG技術が進化していないという点を踏まえた上でバックトゥザフューチャーを見るとまるで本物なのではないかと思ってしまう程。

実際に僕も映画を見ましたが、機関車の走っているシーンんは本物なのかCGなのか見分けがつきませんでした。

ここまで手間暇をかけて作り込まれているので現在も人気がある超有名作品というのも納得ですね。

実際に使用された機関車のモデルはSierra No.3

この時に使用された本物の機関車は1891年に完成したSierra No.3(シエラ3号)という車両が使用されました。

Although she’s not human, Sierra Railroad No. 3 is a Movie Star in her own right. #SierraNo3 #Steamtrain pic.twitter.com/ezSo9LUMg5

— Greyhound (@TrevorPalVA) May 4, 2014

この機関車はクリント・イーストウッドが監督をした西部劇の〝ペイルライダー〟や〝許されざる者〟にも登場したそうですよ。

映画だけでなく、テレビにも出ているそうで別名『ムービースター機関車』と呼ばれています。

多くの映像作品に出ていたという事が分かりますね^^

Sierra No.3はクリント・イーストウッド等の募金活動による改修解体によって現存し、カリフォルニア州が所有しています。

現在も残っている貴重な機関車なのですね^^

機関車のタイムマシンはアメリカのユニバーサルで展示している

ラストシーンで登場したドクが新しく作った機関車のタイムマシンのジュール・ヴェルヌ号。

こちらも模型やミニチュアが撮影に使用されました。

【映画メイキング】
バック・トゥ・ザ・フューチャー 3より、現代に無事に戻って来たマーティーの目の前に現れたドク一家が乗って来た機関車型のタイムマシンのミニチュアと制作スタッフ。
この機関車の立体物は見た事がないので欲しいなぁ。。。 pic.twitter.com/JBZ6qc4Pm9

— 情景師アラーキー/荒木さとし (@arakichi1969) August 24, 2014

黒光りするボディがカッコよく、男心をくすぐるフォルムをしています。

今はCGを利用して撮影する方法が多いですが、以前はこうして実際に模型を作って撮っていたのですね。

家に飾っておいたらずっと見ていられそう(笑)

また、ドクの家族がマーティとの最後の別れをする際に乗っていた機関車は実際に作らています。

この機関車のタイムマシンのジュール・ヴェルヌ号は、現在ユニバーサル・スタジオ・フロリダのハリウッド・エリアで展示されていますよ。

ユニバーサルスタジオフロリダでもBTTFは10年くらい前にクローズしたのですが、ここではいまでもデロリアンが展示されています！
デロリアンだけでなくPart3に登場した機関車型タイムマシンも！
そしてドクにも会えました！
日本でも残しといてや…#USFサニーデイズ pic.twitter.com/2n0jJLmwQi

— 🌏サニーデイズ🌍 (@NROOOOOOOOB_ER) February 19, 2018

いやー一度でいいのでこの目で見て見たいですね。

実際にみたらテンションが上がる事間違いなしです！