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ブリーチ/霊王は何・なんだった？設定や謎・状態についても

2022/11/29 漫画, アニメ

2001年から2016年の間週刊少年ジャンプで連載された人気漫画BLEACH。

週刊少年ジャンプの中でもかなりの人気を誇る長寿作品です。

2022年10月には千年血戦編のアニメ放送が開始されることでまた注目を集めています。

 

作中の中でも多くの謎を残した霊王。

霊王って結局何？って思った方も多かったのではないでしょうか。

この記事では霊王ってなんだった？という謎や設定、状態についてまとめてみました！

 

それではさっそく見ていきましょう。

※一部ネタバレ要素がありますのでご注意ください。

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ブリーチ/霊王は何・なんだったのか設定を解説


BLEACHの作中ではアランカル(破面)編で初めて霊王の存在が示唆されました。

登場は千年血戦編になり、言葉を発するでもなく消滅しました。

霊王とはいったいなんだったのでしょう。

 

まずは設定を解説していきましょう。

霊王は王と言う名目の生贄

霊王はソウルソサエティ(尸魂界)を支配する王で死神の頂点に立つ存在として扱われてきました。

しかし、その真実は現世・ソウルソサエティ・ウェコムンド(虚圏)の三界の安定を保つ存在でした。

そのため浦原は藍染との会話で霊王を楔と表現しました。

 

霊王の存在する前の世界は、現世・ソウルソサエティ・ウェコムンドの三界に分かれてはいませんでした。

その世界は生と死が入り混じる混沌の世界だったとされています。

そんな世界に安定をもたらすために王という名目で生贄にされたのが霊王でした。

世界を留め続けるための人柱にされた

霊王が虚(ホロウ)を滅却しても生と死が同じである世界では進化もなく緩やかな滅びへと向かう未来は止めることが出来ませんでした。

話し合った五大貴族の祖先達は世界の生と死を分離させること決定しました。

 

元々は志波家の祖先が霊王を説得する予定でしたが、滅却の能力が自分達に向けられるのではと考えた綱彌代家の祖先は霊王の四肢を斬り落とし臓腑を抉り取り水晶に封じ込めてしまいます。

霊王は強制的に世界を留め続けるための人柱にされてしまいました。

ソウルソサエティ(尸魂界)を支配する王で死神の頂点に立つ存在

霊王はソウルソサエティ(尸魂界)を支配する王で死神の頂点に立つ存在とされていました。

しかし、その姿や役割を知っている者はごくわずかです。

表舞台に姿を現わす事は無く、瀞霊廷の上空にある霊王宮で零番隊に護られていました。

人間を護るために虚に立ちはだかった神の如き存在

まだ、現世・ソウルソサエティ(尸魂界)・ウェコムンド(虚圏)の三界に分かれていない混沌な世界だった時です。

やがて虚(ホロウ)が人間を食べるようになり、どこで世界の循環は止まってしまいます。

このままでは全ての魂魄が一つのメノスグランデ(大虚)になり果てようとしていました。

 

そんな時に現れたのが霊王でした。

ホロウを滅却できる霊王は人間を護る為に虚に立ちはだかった神の如き存在なのです。

霊王は世界を救った英雄

霊王は虚(ホロウ)を滅却して循環に還すことが出来ました。

こうして霊王は世界を救った英雄になったのです。

しかし、生と死が同じである世界では進化もなく緩やかな滅びへと向かう未来は止めることが出来ませんでした。

そして、霊王が守る世界を五大貴族の祖先達は良く思っていなかったのです。

全ての能力を持ち合わせている

霊王は、人・死神・クインシー(滅却師)・フルブリンガー(完現術者)の全ての能力を持つ全知全能といえる存在です。

しかし作中では霊王の力を見る事はありませんでした。

 

最終的には霊王はユーハバッハに吸収されてしまいました。

読み切りの獄頤鳴鳴編の続きが出ることがあれば霊王の力についても描かれるのでしょうか。

霊王の意思は大局を動かす緩やかな流れとして存在している

兵主部一兵衛によると霊王は意思表示こそ不可能ですが霊王の意思は大局を動かす緩やかな流れとして存在していると言われています。

一護が霊王宮を訪れることが出来たのもミミハギ様やぺルニダが霊王宮に帰還できたのも霊王の意思の力らしいのです。

 

作中でも現状の世界を維持したいと考える零番隊は霊王の意思を汲んでいるような様子がありました。

BLEACH/霊王の謎や状態について

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霊王は世界を救った英雄だったのに死神の手によって人柱にされてしまいました。

霊王の存在は原作終了後も謎に包まれていてネットでは様々な考察が話されています。

 

続いてはそんな霊王の謎や状態についてまとめていきましょう。

生も死もない状態で世界の楔となっている

世界の生と死を分けて緩やかな滅びへの未来を絶とうと考えた五大貴族によって霊王は生も死もない状態で世界の楔にされてしまいました。

霊王の力の奔流が死神にのみ向かっているので死神がを多少なりは憎しみがあったのでしょう。

まぁ、死神にされたことを考えれば納得ですね。

 

けれど、ソウルソサエティ(尸魂界)で死神が生きられていたのでユーハバッハのように世界を滅ぼしたいほど現状の世界を憎んではいなかったのかもしれません。

綱彌代家の祖先が水晶に封じた

霊王は滅却の能力が自分達に向けられるのではと考えた綱彌代家の祖先の手によって水晶に封じ込められてしまいました。

ユーハバッハと同じく未来を見通す力を持っていた霊王ですが、抵抗することは無く人柱になりました。

さらに綱彌代家の祖先は四肢を斬り落とし臓腑を抉り取り霊王の力を奪います。

 

もしかしたら霊王は五大貴族と同じように世界の生と死を分離させることには賛成だったのでしょうか。

霊王自身もこうなることでしか世界の生と死が分離できない未来を知っていたから抵抗しなかったのかもしれないと個人的には思っています。

三界に分けるために全身をバラバラにされた

五大貴族の祖先達は生と死が入り混じる混沌の世界を現世・地獄・ソウルソサエティ(尸魂界)の三界に分けるため霊王の全身をバラバラにしました。

そして、バラバラにされた部位は三界を守るためにそれぞれの世界へと分けられ霊王の欠片と呼ばれました。

 

作中では霊王の両足は出てきませんでした。

心臓や目や爪など霊王はかなり細かくバラバラにされてしまったようです。

まだ発見されていない霊王の欠片はどこにあるのでしょうか。

世界を救っていた英雄だったが貶められ拘束し続けられている

霊王は世界を救った英雄でしたがそれを良しとは思わなかった五大貴族は霊王を人柱にすることを決めました。

霊王は死神達に貶められ拘束し続けられているのです。

 

死神の世界は虚によって停止した世界を循環させた英雄を陥れて人柱にした罪の上で成り立つ世界なのでした。

まとめ


・霊王は生と死が入り混じる混沌の世界に安定をもたらすための王と言う名目の生贄

・霊王は強制的に世界を留め続けるための人柱にされた。

・霊王はソウルソサエティを支配する王で死神の頂点に立つ存在。

・霊王は虚を滅却して循環に還し世界を救った英雄

・霊王は、人・死神・クインシー・フルブリンガーの全ての能力を持つ全知全能といえる存在。

・兵主部一兵衛が言うには、霊王は意思表示こそ不可能ですが霊王の意思は大局を動かす緩やかな流れとして存在している。

・霊王は五大貴族によって霊王は生も死もない状態で世界の楔にされてしまう。

・霊王は滅却の能力が自分達に向けられるのではと考えた綱彌代家の祖先の手によって四肢を斬り落とし臓腑を抉り取られ水晶に封じ込められてしまう。

・霊王の身体は、現世・地獄・尸魂界の三界に分けるため霊王の全身をバラバラにされた。

・霊王は世界を救っていた英雄だったが死神に貶められ拘束し続けられている。

 

最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。

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